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【書評 69冊目】働きざかりの心理学 河合隼雄

投稿日:

ありがとうございます。
Mr.さかんです。

今日の1冊

働きざかりの心理学 河合 隼雄 著

<最初の一文>
「働きざかり」というのは、響きのよい言葉である。

【もくじ】
✔︎本の紹介
✔︎ビジネスで使える7つの言葉
✔︎ビジネスで実践

 

✔︎本の紹介

誰もが避けては通れない大切な課題を考えるための心のカルテ。

「働くこと=生きること」責任ある立場に立ち、人生の光と影を背負いながら誠実に働くことは、それだけで充分に難しい。
「働きざかり」の世代が直面する、”見えざる危機”を心身両面から探り、解決のヒントを提案してくれる一冊。

 

✔︎ビジネスで使える7つの言葉

■虫の好かぬ相手は、自分があまり気づいていない影の部分を拡大して写してくれる鏡のようなものである。

 

■自分がつきあいに精力を費やしている最大の原因は、自分の自信のなさにあることに気づいた。

 

■協調と妥協の差は、協調は、そのことをするまでに苦しみがあるのに対して、妥協は、そのことが終わってから苦しみがある点にある。(中略)妥協は、自分が負けることで勝負が早くつくが、協調は未来に向かって、息ながくやり抜いてゆくものなのである。

 

■部下に仕事を任せるというのは、楽になることではなく、種類の違った『仕事』、あるいは苦労を引き受ける、ということだよ。(中略)仕事を他人にまかさず自分でやる人は、小さい苦労を引き受けることによって、大きい苦労を避けているとさえ言うことができる。小さい苦労を大きい苦労に、目に見える苦労を目に見えない苦労に変えてゆく努力を重ねることによって、人間のスケールも大きくなるのではなかろうか。

 

■独立と依存とは反対のことではなく、むしろ共存するものだ。依存を排除した独立は裏打ちがないのでもろいものであり、何かの障害があると崩れてしまう。依存するべきときは依存し、依存を経験した上での独立こそが、本当の自立というものなのである。

 

■できることを敢えてしない、というとき、われわれはその判断を下すに足る。自分なりの人生観、世界観を確率していなければならない。

 

■いろいろな欠点をもつ自分を、変な表現だが、自分の友人として受けいれてやる、というような心構えが必要なのではなかろうか。(中略)自分を受けいれることを学んだ人は、他人を受けいれる力も増大し、多くの人と友情を結ぶことが可能となるものと思われる。険悪の感情は愛することへの道を拓いてくれるものである。

 

✔︎ビジネスで実践

✔︎ビジネスで実践
・苦労を引き受ける
・できることを敢えてしない
・欠点を受けいれる

 

✔︎まとめ

本著を通じて気づいたことは、
「働いてばかりいればよい」と言うのは間違いであると言うこと。

働きつつ考え、働きつつ学ぶ。
人生全体の中で、自分の位置を確かめつつ働くことが必要。

ひとつの山を越えるという人生から、二つ、三つの山を越えていく覚悟が必要な時代なのかもしれません。

ぜひ読んでみてください。

【著書情報】
書籍名:働きざかりの心理学
著者:河合隼雄
出版社:新潮社
発行日:平成7年5月1日

-書籍

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