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【書評 78冊目】残酷な世界で生き延びるたった一つの方法 橘玲

投稿日:

ありがとうございます。
Mr.さかんです。

今日の1冊

残酷な世界で生き延びるたった一つの方法 橘玲著

<最初の一文>
この世界が残酷だということを、ぼくは知っていた

【もくじ】
✔︎本の紹介
✔︎ビジネスで使える7つの言葉
✔︎ビジネスで実践

 

✔︎本の紹介

貧困、格差、孤独死、うつ病、自殺・・・世界はとてつもなく残酷だ。
それに抗えとばかりに自己啓発所や人格改造セミナーは「努力すればできる。夢は叶う」と鼓舞するが奇跡は起こらない。
生まれ持った「わたし」が変わらないからだ。

この残酷な世界を生き抜く秘密を解き明かしてくれる一冊。

残酷な世界で生き残るための成功哲学は、たった二行に要約できる。
伽藍をすててバザールに向かえ。
恐竜の尻尾のなかに頭を探せ。

 

✔︎ビジネスで使える7つの言葉

■適正に欠けた能力は学習や訓練では向上しない。「やればできる」ことはあるかもしれないけれど、「やってもできない」ことのほうがずっと多いのだ。(中略)「やってもできない」という事実を認め、そのうえでどのように生きていくのかの「成功哲学」をつくっていくべきなのだ。

 

■(評価)基準が能力でないならば、人種や国籍、性別、宗教や思想信条、容姿や家柄・出自で評価するようになるだけだ。能力主義は差別のない平等な社会を築くための基本インフラなのだ。

 

■ひとびとは合理化された教育制度(マンモス大学)から合理化された職場(マクドナルド)へ、合理化された過程(高層マンション)から合理化されたレクリエーション施設(ディズニーランド)へと移動する。最終的には旅行(パックツアー)や自然体験(RVで過ごすキャンプ場)など、日常の合理性から逃避するためのルートまで合理化され、ひとびとは合理性という「鉄の檻」に閉じ込められ、そのなかで生きるほかなくなるだろう。なぜこんなことになってしまうのか。その理由は、考えるまでもない。合理的なシステムは、快適なのだ。

 

■好きなことが常に市場で高く評価されるわけではないということだ。だからといって、市場で高い値段がつくこと(言語的知能や論理的数学的知能)を努力によって好きになることもできない。

 

■お金は、量が増えるにしたがって魅力がなくなっていく。(中略)それに対して、評判は、麻薬と同じで、いったん手にしたらもっと欲しくなる。それに貯金とちがって、放っておくと時間とともに失われてしまう。お金よりもずっと貴重な資源なのだ。

 

■能力があろうがなかろうが、誰でも好きなことで評判を獲得することはできる。だとしたら必要なのは、その評判を収入につなげるちょっとした工夫だ。

 

■「好き」を仕事にすれば、そこには必ずマーケットがあるのだから空振りはない。ほとんどのひとは社会的な意味での「成功」を得られないだろうけど、すくなくとも類に出てチャレンジしつづけることはできる。

 

✔︎ビジネスで実践

✔︎ビジネスで実践
・努力してもできないことがある
・評判は資源
・好きなことでチャレンジし続ける

 

✔︎まとめ

本著を通じて気づいたことは、
やってもできないことが多いことを理解するべきであるということ。

自分の今できること、好きなことに向き合い、それを仕事にしていく。
ニッチな世界にも、マーケットは存在するのだから。

そのが幸福への近道かもしれません。

最後に本著にある「幸福とは」をまとめておきます。

「幸福とは人生の目的である」(ダライ・ラマ14世)
「幸福は偶然やってくる。追い求める対象にしたら、決して得られない」(ナサニエル・ホールソーン)
「幸福とは奇怪な妄想で、苦しみこそが現実である」(ショーペンハウアー)
「幸福とは旅の目的ではない。旅の方法である」(マーガレット・リー・ランベック)

ぜひ読んでみてください。

<最後の一文>
伽藍を捨ててバザールへと向かえば、そこにきっと、君にふさわしいニッチがあるにちがいない。

【著書情報】
書籍名:残酷な世界で生き延びるたった一つの方法
著者:橘玲
出版社:幻冬舎
発行日:平成27年4月10日

-書籍

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