ごぶごぶログ

【家族の新しい形】すべて"ごぶごぶ”で分かち合う

書籍

【書評 8冊目】こころの処方箋 河合隼雄

投稿日:

ありがとうございます。
Mr.さかんです。

今日の1冊

こころの処方箋 河合 隼雄 著

心理学者の第一人者が書いた、心の響くエッセイです。
20年以上前の書籍ですが、内容は全く色あせていません。

今の時代にこそ読みたい一冊です。

【もくじ】
✔︎本の紹介
✔︎ビジネスで使える7つの言葉
✔︎ビジネスで使う

 

✔︎本の紹介

臨床心理学者 河合隼雄さんによる55のエッセイ。

あなたがよのり油分に拳を振りあげたくなったとき、
人間関係のしがらみに泣きたくなったとき、
この短い一章一章に込められた偉大な「常識」の力が、かならず助けになってくれるだどう。
(裏表紙紹介より引用)

最初から読むもよし、もくじを見て、その日の気分でチョイスするも良し。

読むだけで、少し心が軽くなる、エッセイのクスリ箱です。
 

✔︎ビジネスで使える7つの言葉

其の1.「ふたつよいことさてないものよ」ひとつよいことがあると、ひとつ悪いことがあるとも考えられる。

 

其の2.いつでもどこでも誰でも通じる、正しいことのみを生きていては、「個人」が生きていると言えるのかどうか疑わしい。それは既にホトケになっている。

 

其の3.ぶつかった衝撃のなかで、自らの存在を確かめてみるようなところがある。そのとき子どもがぶつかっていく第一の壁として、親というものがある。親の壁にさえぎられ、子どもは自分の力の限界を感じたり、腹を立てたり、悔しい思いをしたりする。そのような体験を通じてこそ、子どもは自分というものを知り、現実というものを知るのである。

 

其の4.3,000年程以上前に書かれたバビロニアの粘土書板にも「今日の若者は根本から退廃しきっている」、「以前に若者のごとく立ちなおることは、もはや臨むべくもない」というようなことが書いてあるとか。どうして、人間は「昔はよかった」というのが好きなのだろう。(中略)昔はよかった」と言いたくなったら、自分も「時代の変化についてゆけなくなったのか」と考えてみる必要があるだろう。

 

其の5.後から考えて「よかった」と思うことは、多くの場合、マイナスの形をとって顕れてくるものである。ピンチ即チャンスである。

 

其の6.一番生じやすいのは180度の変化。180度の変化が生じても、やたら喜ぶことなく、じっくりと構える。

 

其の7.人間が自分の努力によって、何でも解決できると考える方がおかしい。「ものごとは努力によって解決しない」
解決なんていうのは、しょせん、あちらから来るものだから、そんなことを「目標」とせずに、せいぜい努力でもさせて頂くというのがいいようである。

 

✔︎ビジネスで実践

✔︎ビジネスで実践
・良いも悪いも人生バランス
・「昔は良かった」は、自分を振り返る機会
・努力しても報われないこともある

 

✔︎まとめ

本著を通じて気づいたことは、
巻末の”谷川俊太郎”さんの言葉で語られている。
河合さんは大変な学者であるにもかかわらず、万人に「わかる」言葉で語ってくれている。ということ。

「人のこころなどわかるはずがない」
人の心がいかにわからないかということを、確信をもって知っていることころが、専門家の特徴である。

この本から、好きな言葉を選びだして、日々唱えていくことが心が収まるのではないでしょうか。
あなたも自分の「呪文」を見つけませんか?

ぜひ読んでみてください。

【著書情報】
書籍名:こころの処方箋
著者:河合隼雄
出版社:新潮文庫
発行日:平成10年6月1日

-書籍

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

【書評 73冊目】上杉鷹山の経営学 童門 冬二

ありがとうございます。 Mr.さかんです。 今日の1冊 上杉鷹山の経営学 童門 冬二 著 <最初の一文> アメリカのジョン・F・ケネディ大統領が生きていたころ、 日本人記者と会見して、「あなたがもっと …

WP記事投稿装飾

相手の話を聴く3つのコツと、おススメ本3選【営業歴20年の経験から】

ありがとうございます。Mr.さかんです。 在宅期間が長くなり、 家族間での会話の機会が増えているのではないでしょうか? ”コロナ離婚”が増加⁉︎というニュースもありますが、家族で話すこと …

【読書習慣】私でも継続できた、3つの方法

ありがとうございます。Mr.さかんです。 在宅勤務中に、「読書」を始めた方多いのではないでしょうか。 せっかく始めた読書、出来ればそのまま続けたいですよね。 読書はたくさん私たちにメリットをくれます。 …

【書評 81冊目】悪役 アンドレス・ダンサ

ありがとうございます。 Mr.さかんです。 今日の1冊 悪役 アンドレス・ダンサ 著 <最初の一文> 東京 ひとりの建築家が、ツイッター経由で携帯電話にメッセージを受け取った。 【もくじ】 &#x27 …

【書評 82冊目】すべては「ありがとう」から始まる 林文子

ありがとうございます。 Mr.さかんです。 今日の1冊 すべては「ありがとう」から始まる 林文子 著 <最初の一文> 2004年11月8日、アメリカのウォールストリート・ジャーナル紙の「注目する世界の …